ケロッグのノリが体育会系だというのはすでに何度か紹介した。
一学年560人ほどの学生は、セクションと呼ばれる8つのグループに分かれ、
必修科目などを常に同じグループで履修していく。
各セクションには、ムース(Moose)、ジャイブ・ターキーズ(Jive Turkies)、キャッシュ・カウズ(Cash Cows)、ビッグ・ドッグズ(Big Dawgs)、ブル・フロッグス(Bullfrogs)、ポエッツ(Poets)、といった名前がついており、友好関係とライバル関係にあるセクションも定義されている。ハリーポッターの世界に近い。オリエンテーション期間中は、このセクション内の結束を高めるため、運動会などの催しものが多くある。なかでも、ケロッグの体育会系らしさが伝わるのは、この応援合戦だろう。
冒頭、ムースのパフォーマンスに対し、ジャイブ・ターキーズが反撃している。
一見、なんのためにビジネス・スクールに行くのか悩んでしまう。
しかし、ケロッグの面白さは、こうしたイベントさえも、ビジネススキルの向上につながるように、うまく仕組まれているところにある。例えば、ここで披露されている応援は、直前の1時間でセクション内の70人が自分たちで考え出したものだ。効率的に案をまとめる力も、実は競っているのだ。
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